福井県サッカー協会創立75周年記念式典

福井県サッカー協会創立75周年記念式典

表彰者代表謝辞
福井丸岡RUCK キャプテン 池内 天紀

本日、福井県サッカー協会75周年記念式典において、ここに表彰の名誉を賜りましたことは、受賞者一同、身に余る光栄であり、心より感謝申し上げます。
私たちが、大好きなサッカーやフットサルを継続して楽しむことができるのは、県サッカー協会の皆様や、ふるさと「福井」の皆様が、誠心誠意、心を込めて応援してくださるおかげです。私たちが、全国の舞台で結果を残せたのも、自分たちだけの力ではなく、多くの先輩方や協会の方々のご指導とご支援によるものだと感謝しております。
私たちは、2018年にアルゼンチンで行われたユースオリンピックでスペインに勝って銀メダルを獲得しました。その1か月後に、福井県営体育館で日本女子フットサルリーグが開催されましたが、その会場で、JFAの小倉純二元会長から花束をいただき、真っ赤に染まった2800名の観客の皆様に祝福していただいたことは、忘れられない思い出です。
私たちは、小さい頃から、県協会の専務理事であった横山孝先生からサッカーを教わっていました。小学生の時、Jヴィレッジのなでしこカップで初めて日本一になった時も、札幌の全日本女子フットサル選手権で優勝した時も、いつも協会の方が現地に来て大きな声援を送ってくださいました。
その年の日本リーグも、ふるさと福井に恩返しのつもりで頑張った集客が実を結び、2800名の方が集まってくださいました。真っ赤に染まった体育館を横山専務理事は見ることはできませんでしたが、試合の翌日、病室で田中監督と一緒にFBCのニュースを見て微笑んでくれたと聞いています。
このように丸岡RUCKは、県サッカー協会の皆様が、手塩にかけて育ててくださったチームです。本日、田嶋名誉会長様から「福井から世界へ」という講演をしていただきましたが、来年度、フィリピンで開催される「第1回女子フットサルワールドカップ」に日本代表に選出されるよう頑張ります。
そして、福井を女子フットサルの聖地するために、これからも海外のチームとたくさん交流し、新設される福井アリーナで国際大会を開催し県民の皆様を笑顔にしたいと思います。
結びになりますが、福井県サッカー協会の皆様、そしてここにご列席の全ての皆様方のご健康とご多幸を心より祈念いたしましてお礼の言葉といたします。本日は誠にありがとうございました。

2025年2月15日
特別功労賞(チーム)
・福井丸岡RUCK
・福井丸岡RUCK U-15

特別功労賞(個人)
・宮本夏奈・高尾茜利
・池内天紀・荒井一花・小林望月・横山凜花・横田海羽・山川里佳子

特別功労賞(指導者)
・田中悦博

功労賞
・福井丸岡RUCK